MONSTER

MONSTER

story

天才脳外科医の男が東西冷戦・ベルリンの壁崩壊に関わる大きな事件に巻き込まれる大人向けの本格ミステリー。人間愛、児童虐待、権力闘争など倫理観に関わるような様々な事件が折り重なり、大きな陰謀・真実が徐々に明らかになっていく。歴史的事象を基に制作されている。浦沢直樹原作の超大作。全74話。

感想

ジワ〜っと感動。『人間とは』と考えさせられる。

浦沢直樹原作の漫画は読んだ事はありませんが、東西冷戦の歴史的背景が生み出した実は社会的な大きな事件を背景に持っている壮大なストーリーで大人が楽しめるアニメです。壮大なストーリーも一話一話で特定の人物が取り上げられ、その人の背景なんかが描かれ1つの物語になっています。取り上げられる登場人物は何かしら過去に問題を抱え現在苦悩している。後悔や罪の意識を抱え、まるで十戒の教えのようなお話に感じられます。だから毎回考えさせられ感動がありました。

過ちがすべて悪ならば簡単だけど世の中はそんな簡単ではなくて、悪い事だとわかっていてもやらなければいけない事もあったりします。そもそも善悪やモラルとか、そういった類いのものは人間社会システムが決めてきた事であって、実質的には誰にも正しい答えを出す事はできない訳で、だからこそ人間は苦悩し続ける生き物なんじゃないかなあと。人間が知能や感情を持ってしまった宿命なのかなと、そんな感想を持ちました。とにかく考えさせられる事が多い作品で私はクシシュトフ・キェシロフスキ監督の「デカローグ」がすごく重なりました。あと東野圭吾「白夜行」かな。デカローグは最高の映画作品なのでオススメですが、暗い作品だし今なかなか手に入らないかもしれません。

info

無料動画
wiki
Theme music

amazon

Pocket