story
超大国ブリタニア帝国の王子として生まれながら、皇帝である父から植民地であるエリア11(日本)に捨てられたルルーシュ。父、帝国、そして世界を変えたいと思っていたルルーシュは謎の少女から「ギアス」という特殊な能力を授かる。その力は「絶対服従」。ルルーシュが相手の目を見て下した命令には絶対従わなければならない、一種の催眠術の能力を手にする。その力を使いルルーシュは世界へと打って出る。
感想
チャラいアニメだと思ったら、2つの顔を使い分け信念を貫き通す「男」の物語だった。運命に抗いまくりです。
レビューサイトではかなり評価の高い作品ですが、私はなかなか最初の頃馴染めず、特に主人公ルルーシュの声とキャラが全然受け入れられずダメでした。ボーイズラブ系に出てきそうな完璧な気取ったイケメンタイプで芸能人のGACKTのような。でもこの主人公の独り言のセリフで「お前を散々使い倒してボロぞうきんのように使い捨ててやる!」っていうのがあって、主人公が完全に性悪なんだとわかった瞬間(例えば、好きな男の前ではいい子ちゃんだけど、影では悪態つきまくってますみたいなタイプ)、全部が笑えてきて楽しくなりました。でも実はそれ自体も本心なのか偽りなのか、目的のために手段を選ばない卑劣なものなのか、見ているこちらも途中わからなくなりました。仮面をかぶった主人公が二面性を持たなければならないという設定が、見事に視聴者も騙しててうまいなあと関心。
シーズン2の後半は大きく物語が動き、『敵対する皆が望んでいるのは共通で、平和な世界』のはずなのに、アプローチの仕方や考え方が微妙に違う事、立場の違いなどで対立しなければならない歯がゆい状況が描かれて、すごく人間味溢れるテーマになってます。最初に見た感想とは180°変わり、現実社会の問題を盛り込んでいて結構深いテーマ性を持った作品です。それでもキャラクターがダメな人は多いんじゃないかなあと思うので、あまり一般的にはオススメできない作品です。