story
なぞの巨人に怯えて暮らし人類。とてつもない大きさの人の形をした化け物が支配する世界で、人類は50mの高さの壁を築きその中で暮らしていた。そんな巨人に怯えながらも100年間に渡って平和だった街に突如、超巨人が現れあっという間に壁は崩壊してしまう。なす術もなく破壊される街、少年である主人公はこの時決意する、巨人を駆逐すると。なぞの巨人と、その巨人を討伐する調査兵団との戦いを描く。(未完、第2期は2016年放送予定)
感想
運命に抗おうとするのが人間なんだと痛感する。巨人がホント巨人で殺戮は本当に残虐、ファンタジーでありながらリアリティがある。
圧倒的に面白い!けど設定をみれば本当にアバウトで、巨人が登場するって事とそれに対抗する人間が編み出した「立体攻撃」っていうワイヤーを使った高速移動を可能にした攻撃が特徴的なくらいで、すごくシンプルな設定です。でもそのシンプルな設定でも圧倒する面白さがあるのは、巨人が超絶デカい巨人として描かれている事。これまでこんな大きさの違う生き物にまともに立ち向かう設定のアニメはなかったように思います。サイヤ人が大猿になるとか一部にはあるけど、全体を通して生身の人間が巨人に立ち向かうって設定のものは見た事がありません。そういった意味では圧倒される大きさという単純な見た目の迫力が面白さの1つです。
それと描写としてスピード感。立体攻撃で空中をワイヤーを使って飛び回る兵士達の動きがすごくスピード感のある描き方をされているので臨場感がすごくあります。戦い自体はちゃちなのかもしれませんが、スピード感があるので飽きさせない効果があるかなと。
それとこのアニメでは残虐な殺戮シーンがしっかり描かれている点。原作では「人の断面」が見えなければOKだったらしいですが、生々しい殺戮が巨人の凶暴性を示しているので欠かせない要素となっていてある意味で現実味があります。
そして一番大きな点は、人は直面した危機や問題に対して立ち向かっていく生き物なんだという事を最もわかりやすい形で表現している点です。それを運命として受け入れるのではなく、あらがおうとする生き物。多くのアニメに共通するテーマのような気がしますが、凶暴な巨人という最もわかりやすいシンボルにする事で、人が運命にあらがおうとする姿が明確に描かれている点が興味をひきつけ面白いと感じる点なのだと思います。